この前、久しぶりに自宅の金庫を開けようとした時のことです。最近通帳に記帳していなかったので、銀行へ行くついでに…と思って通帳を取り出そうとしたんです。そしたら、なぜかダイヤルが回らなくなっていました。すごく硬くなっていて、無理に回すと絶対に壊れてしまうだろうなと思うほどです。旦那も仕事に出ていたので私一人でどうすればいいかもわからず、かといって力任せに回して壊れたらそれこそ困ってしまうので、一旦金庫は放置してとりあえず用事を済まそうと家を出ました。
用事も済んで帰宅し、夕食の準備に取り掛かる前にもう一度試してみようと思い、再度挑戦。結果はやっぱりダメでした。これ以上下手なことはせず、大人しく旦那が帰ってくるのを待つことにしましたが、もしかしたら壊れてしまっていて業者に頼むしかないのかなぁと、予定外の出費が出る可能性を考えてへこんでいました。
が、旦那が帰ってきてそれを伝えると、いとも簡単に開けてしまったではありませんか。「えっ?えっ?なんで?」と驚愕する私に旦那は一言。「中に物が入りすぎていて、扉が中から圧迫されていた」とのこと。要するに、内側からの圧力で扉が外側に押されてしまい、結果としてカギが引っかかるような感じになっていたようです。旦那も専門家ではないので、最初は話を聞いて壊れたかと思ったらしいですが、もしかしたらと試しに扉を押しながらやってみたところ、問題なく開いたそう。いざ開けてみると確かに中には書類やら貴重品やらが溢れており、納得の惨状でした。
その後旦那と話し合って、一回り大きな金庫を購入し、今の金庫は中古買取に出そうということになりました。それだけ中に入れるべきものが増えたということですから、それを整理するよりも純粋に容量を増やしたほうがいいだろうと。一回り大きなものになるとはいえ、また同じようなことになってしまわないよう、入れる時には注意しなければなりませんね。